エンドユーザー視点の製品開発が肝。
あらゆる手段に打って出る。
エレコムグループは創業以来、「営業力」「調達力」「開発力」という3つの強みをもって成長してきました。現在、新型コロナウィルスの影響により、半導体や鉄鋼など様々な原材料不足や価格の高騰に加え、物流機能が停滞するなど、モノづくりの現場では危機的な状況が世界的に起こっています。このような状況下でメーカーとして生き残るには特に、「調達力」と「開発力」が重要だと考えます。当社はもとより、原材料や部品の最適な仕入れルートや適正管理、工場や仕入れ先との関係づくりなど、強い調達力を育んできました。また、開発力についても、エンドユーザー視点に立った開発を推し進め、デザインアワードなどの賞も多数受賞いたしました。その、「調達力」と「開発力」そして「営業力」を今後さらに磨いていくために、世界で巻き起こる激動の波に飲み込まれず、むしろ新たなフィールドへ飛び込める好機と捉え挑戦を続けてまいります。
まず、主戦場である国内のBtoC市場においては、eコマースの分野を強化していきます。これまで培ってきたリアル店舗での販売戦略や製品力をベースに、ネットユーザーにも満足していただけるモノづくりを一層進めます。それと同時に海外市場にも参画し、各国のニーズに即した製品およびカテゴリの拡充を推進していきます。
また、近年力を入れているBtoB市場においては、グループ会社と一丸となって、製品のみならず課題解決のためのソリューションサービスを組み合わせ、法人企業をはじめとする巨大なマーケットで存在感を示し、顧客満足度を上げていきます。使い手の利便性を一番に考え、必要とあらばパートナーブランドと協力し、より良い製品やサービスを展開していくのが、我々エレコムグループのミッションなのです。