エンドユーザーの使い勝手を大切にしつつ
売れる製品を追求しながら製品開発する。
エレコムに入社後、営業部と営業企画チームを経験し、現在は商品開発部でスマホ周辺雑貨や動画配信関連のデジタル雑貨などの製品づくりに携わっています。
開発部は製品の企画やデザイン、仕様を考えたり、協力工場への製造依頼やスケジュール調整などのやりとりを通して、イノベーティブな技術と人の暮らしを繋ぐための製品づくりを目指しています。
私は営業や営業企画の仕事を経験したこともあり、製品化した時の売場づくりや売上も考慮した企画立案を心掛けています。開発部には、世の中のニーズに沿ったものをいち早く出すことに加え、時代の半歩先、一歩先を見て製品を作るというミッションもあります。その際には、「売れるかもしれないが、使い心地を無視したもの」ではなく、使う人のことを考えた製品の方が結果的に売上に繋がります。「面白い」だけじゃない、エンドユーザーにとって使いやすく、あるいは長く使い続けたいと思えるモノづくりを目指しています。
開発は、ゼロから製品を作っていくことが仕事なので、企画通りの製品が店舗に導入され、売上が上がると「作って良かった」とやりがいを感じますが、計画通りに行くことが少ないのも現実です。しかし、そこから次の製品づくりに活かせる改良点やエンドユーザーの声を得ることができるので、決してマイナスではありません。成功と失敗を繰り返すことで、より良い製品を生み出し続ける、それが開発の醍醐味です。