自分本位ではない
お客様目線での売場づくりを目指す。
量販営業の仕事は、家電量販店や大学生協、ディスカウントショップなどに当社製品を置いていただく提案をすることがメインの業務です。また、製品をただ売るのではなく、売れるための魅力ある売場づくりや売れる仕組みを提案することが私たちの仕事です。
私は、首都圏にある大手量販店を担当しています。まだ2年目なので手探りの日々ですが、一人でも多くのエンドユーザーに当社製品を手に取っていただけるよう、お客様のご要望を伺いながら、両者に満足していただける売り場づくりを目指しています。
例えば、製品説明やキャッチコピーなどを書いた、売場に設置するポップやパネルなどの販促ツールは自分で考え、製作しています。製品のおすすめを書くだけではなく、エンドユーザーが製品を使うシーンを想定し、いかに便利で快適な暮らしを実現できるかといったことも掲示します。そうすることで、エンドユーザーが売場で使用シーンを使う場面をイメージしやすくなり、購入の機会に繋がると考えるからです。
売場づくりの際に心掛けていることは、来店されるエンドユーザー目線に立つこと。もしかすると、エンドユーザーの中には製品自体を知らない方もいらっしゃるかもしれません。そういったことも念頭に置いて、自分が売り込みたいことを前面に押し出すのではなく、エンドユーザーにとって必要な情報が分かりやすく表現できているかどうかを意識しています。
量販営業は店舗訪問する機会が多く、時には来店されるエンドユーザーを自分で売場にご案内することもあります。つまり、エンドユーザーの生の声をダイレクトに聞くことができるため、求められている情報やより伝わりやすい説明はどういったものかを実感することができます。店舗で知り得た内容は上司にすぐ報告・相談して、売場に反映させます。幸い上司は、やりたいと申し出たことに対して背中を押してくれるので、次の行動へのやる気に繋がっています。